ハイグリップタイヤのNANKANG AR-1はサーキットで実力を発揮してくれますね!

ハイグリップタイヤのNANKANG AR-1はサーキットで実力を発揮してくれますね!

NANKANGタイヤ最強グリップ力を持つナンカンAR-1が発売されたので、サーキットでテストして見ました。
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サーキットでは、もの凄いグリップ力を発揮してくれました。

 

しかも低温からグリップしてくれるので、Sタイヤのように温度管理に神経を使わなくてすむところもありがたいです。

 

サーキット好きにはたまらないハイグリップタイヤです。

 

NANKANG(ナンカン)AR-1の特徴

NANKANG AR-1のコンパウンドは

 

NANKANG NS-2R(TREAD120)の

 

コンパウンドより、さらにグリップ力のあるTREAD80です。

 

完全にSタイヤ並みのグリップ力を持つハイグリップタイヤ。

 

AR-1(エーアールワン)は、サーキット走行を前提にドライグリップ性能を

 

極限まで高めたハイグリップタイヤです。

 

トレッド面のブロックとショルダー部分の剛性を高めていて、

 

コーナーでも安定したグリップ力を発揮してくれます。

 

 

ホイールにNANKANG AR1を組みます

タイヤをホイールに組む時は、サイドがSタイヤ並に硬いです。

 

 

 

組み終えてエアーを入れて組付けはOKです。

 

ホイールバランスをとって完成です。

 

 

今回サーキットテストに使うランエボ6にセットしました。

 

このランエボ6はボディーもスポット増ししてあるサーキット仕様です。

 

 

 

ヒーローしのいサーキットでNANKANG AR1のタイヤテスト

 

さてNANKANG(ナンカン)最強のグリップを持つAR1の実力はどうなのでしょう。

 

ピットアウトして、最初はグリップを探りながらの走行です。

 

何しろハイグリップタイヤって、低温ではグリップしてくれないのが当たり前なので

 

トーヨータイヤのプロクセスR1Rを除くですが!

 

R1Rは、最初からタイムアタックできちゃいます。

 

と思いながら走行していると、このAR1タイヤは、低温からグリップを発揮してくれます(驚)

 

S(セミスリック)タイヤだと、3〜4周は左右に振って、

 

タイヤをこじって暖めなければグリップが出ないのですが

 

AR1はそのまま、行けちゃいます。

 

この低温のタイヤ性格は、ありがたいです。

 

もしかして、5周目あたりから、これタイムアタック行けちゃいそうなグリップがあるので

 

タイムアタックしてみました。

 

車内にタイム計測機があるので、ラップタイムが分かるので

 

タイムアタック1周目、いきなり48秒に突入、マジか・・・

 

2周目48秒前半のタイムに入って、う〜んまだ行けそうなグリップがありそうなので

 

そのままタイムアタックしてみると、47秒台に突入、マシかこのタイヤ

 

このタイム、国産ハイグリップタイヤでも、出ないタイムじゃん。

 

タイム的には、S(セミスリック)タイヤのタイムが出てしまってビックリです。

 

Sタイヤの半額以下なのに、ここまでグリップするとは驚きです。

 

 

 

このタイムで走ると、さすがにタイヤの減りは早いですけどね。

 

50秒台で走れば、倍の時間は持ちますよ!

 

限界走行をすると、減りはSタイヤと同じぐらい減りますね(汗)

 

タイムが速ければ速いほど、タイヤは摩耗しますからね!

 

トータル3時間攻めた走しりをして戻ってきたAR1

 

走行直後の写真を撮るのを忘れました(泣)

 

これサーキット走行が終わってから

 

高速道路を、約200キロの距離を走った後の写真です。

 

走行後のタイヤがコレ、終わりました(汗)

 

 

 

 

キャンバー角が3度なんですが、外側の減りが早いのでまだ足りなそうです。

 

今までネオバに合わせていましたがAR-1に合わせて足回りをセッティングすれば

 

もっとタイムは短縮できますね。

 

タイヤの温度が上がっても熱ダレもなく

 

グリップ力が落ちないので、走行が楽しくなっちゃって、油温が上がるまで

 

走っちゃいました(笑)

 

NANKANG AR1タイヤ性能のまとめ

 

低温でもグリップ力があるのでSタイヤのように、初めにタイヤの温度を

 

上げる走行をしなくてイイのでタイヤの温度をあまり気にしなくても走れるタイヤでした。

 

横剛性は、Sタイヤ並で一番キツイS字の振り返しでもしっかり押さえてくれるのでタイムロスが少ないです。

 

縦のグリップ力も、もの凄くブレーキを遅らせることができるので

 

ブレンボブレーキ性能を十分発揮できます。

 

トータル的に判断すると、Sタイヤより、扱いやすいのですが

 

最大グリップは、Sタイヤの方がほんの少し上という感じを受けました。

 

Sタイヤが溶けた時のあのグリップ力までは、ありませんが

 

タイム的にはSタイヤレベルという結果でした。

 

タイヤの性格は、国産Sタイヤのコンパウンドで言えば、S(ソフト)とSS(スーパーソフト)の

 

中間と言ったところです。

 

そのため、タイムアタック時は、かなりタイヤの減りは早いです。

 

NANKANG AR-1デメリットとしては

一般道では、乗り心地、パターンノイズは最悪で、快適性はまったくないタイヤです。

 

グリップオンリーに特化したタイヤですよ。

 

タイヤの減りがもっと抑えられれば最高なんですけどね。

 

ですが値段が安くて、ここまでグリップするんですから超満足です。

 

タイムアタック向きのタイヤです。

 

Sタイヤのコンパウンドで言うと、

 

ソフト(S)とミディアム(M)の中間ですがソフト(S)に近い感じで

 

低温からグリップしてくれるので、とても扱いやすいハイグリップタイヤでした。

 

NANKANG AR-1のタイヤサイズと価格は

コチラから⇒NANKANG AR-1

 

サーキットタイヤ選びの参考にして頂けたら、うれしいです。